2021/08/15 18:14

桃の販売を始める事になって3年になります。


私は、東日本大震災があった時に、近所のばあちゃんが野菜を育てているのを見て、ふとものを作るのも魂が必要と感じました。

28歳の時に出会った、いだきしん先生と高麗恵子さんは、一貫して人間の内面が豊かになる事で会社も経営し、世界中でコンサートを開催されています。震災後、福井県で開催された、高句麗伝説で私は魂目覚める経験をしました。この経験は人生変わる程の経験です。

https://www.idaki.co.jp/LegendsOfKoguryo.html(高句麗伝説について)



震災の後、原発の被害から風評被害もあり、福島の農産物を購入してくださるお客様が減っている事を知りました。

いだきしん先生の音楽を聴いたお野菜をそれまで頂いておりましたが、体が元気になるように美味しく、植物本来の味わいが引きでているように感じました。大量生産するために品種改良する事を繰り返しているお野菜や果物をいただき、本来の味わいとは何ぞやと思っておりました。が、味わった事の無い美味しさに、本来の味わいという表現がぴったりのお野菜でした。

このようなものが、福島から発信できたら、全体的に美味しいという事が広がって、購入してくださる方も増えるのではないかと感じておりました。

高麗さんが経営するNPO高麗では、震災後、復興支援という事で活動されている時に、志同じくしてお会いした宮城県山元町の山元いちご農園さんのハウスに、いだきしんサウンドを設置したのを知りました。その時のいちごは、本当に美味しく、生命の中心が元気になっていくようでした。

https://www.yamamoto-ichigo.com/strawberry_picking.html(山元いちご農園さん)

3年前私は、コーヒーの出店で福島県にある国見町のイベントに出店しました。

福島の農家さんにお会いしたい気持ちで、国見の出店が終わった後に、出店者さんに声をかけました。

「農家さん知りませんか」と、たまたま声をかけさせて頂いた方は「俺農家」とおっしゃるので、名刺交換をしました。

それが大泉農園さんでした。

https://www.facebook.com/farmoizumi(大泉農園さん)

献上桃の郷でもある、桑折町で桃を栽培する農家さんである事を知り、その時は、名刺交換をして終わりました。


その後、いだきしん先生のコンサートが岩手県、宮城県、福島県で開催となり、福島中にコンサートの告知をしていく中で、大泉さんにもお声をかけ、ご参加いただきました。畑にサウンドを聴かせることにご興味を持っていただきました。

その後、いだきアントレプレナーコースを受講され、髙麗さんとの直接のお話の中で畑にいだきしんサウンドをつけて頂ける事になりました。

人手が足りないという事で、私も栽培のお手伝いをするようになりました。

少し知っただけでも、肥料は有機のもので、農薬散布も害の低いものを少量だけというやり方。

草刈りも最小限。



いだきしんサウンドが流れると、鳥がよって来てさわやかな鳴き声の中農作業をしました。

収穫の時期にいただいた桃は、瑞々しく清らか




今年も沢山のお客様から美味しいのお声を頂きました。

お客様からは、

3年目で年々美味しくなっている。

去年より今年の方が美味しい。

一日1個食べているの。

美味しかったから、知り合いに上げたい

等々沢山のお声を頂き本当に感謝しております。


桃は、一番暑い時に収穫します。1年かけ、桃の木の手入れをして、収穫は1年に1回です。

農家さんも体力あっての作業です。収穫は1年に一回で、毎年気候はすごく気になりますが、

自然の事に抵抗できるわけではなく、農家さんに多く見られる、人事を尽くして天命を待つ気持ちと動きが身に付きつつあります。


年々高齢化が進み、畑を手放す人も多いです。

担い手は沢山必要です。


農業をやりたい人には、国や町でも支援する体制もあり、桑折町で独立する方もいらっしゃいます。

農業やりたい方は桑折町にもぜひお越しください

https://www.town.koori.fukushima.jp/kurashi/business_industrial/nogyo/syunou/index.html


今年も沢山のご注文ありがとうございました。

また来年よろしくお願いいたします。

店主 八代美恵子